為替は常に変動する「商品価値」のようなもの

 FXやバイナリーオプションで利益をあげたいと考える方は多いでしょう。そんな投資初心者がFXやバイナリーオプションで成功するには、どんなことを重点的に学ぶと良いのでしょうか。

FX取引の要となるのはやはり為替レートがどう動くかということです。為替レートの動きは世界の政治経済情勢やそれぞれの経済指標が元になっています。ですからまず学ぶべき二つの項目は世界経済と経済指標の見方となります。チャートを使い予想を立てるためには重要なのはこういった知識をつけること、そして利益を得るチャンスを掴むことができるのです。最初は難しいかもしれませんが、経済指標によって動くチャートも、実はパターン化している動きがあるので慣れてくると予想もしやすくなるはずです。

市場に影響を与えそうな経済指標を事前にチェックしておき、それが発表される時間にも注意を払います。チャートが動くだけで利益を積み上げている人もいるほどです。ですから世界の情勢や経済に関してはこと細かに詳しくなる必要はなく、大まかな流れだけを掴んでおくようにしましょう。取引を始めるにあたり覚えておかなければならないのは、通貨は商品として機能するということです。為替レートが上下するのは商品の価格が変わるのと同じです。これは野菜の値段がその時の収穫状態によって高騰したり下落したりするのと似ていますね。

通貨に関しても需要と供給があって成り立っています。ある国の経済が活発で政治的にも安定している場合、その国の通貨は価値の高い通貨として人気が出ます。となれば需要も高まり通貨の価値はどんどん上がることになるでしょう。需要が増えれば供給する通貨の出回る量が増えます。しかし増えすぎれば通貨の価値は低くなっていき通貨安にもなってしまいます。

さて、ある人気チェーンの外資系カフェではコーヒーの値段を上げたとしても、お店自体にさほど影響なく人気が高いままです。これは店側が値上げしても大丈夫だという経営的な戦略の一つです。原材料のコーヒー豆や輸送費などの費用が上がったという理由もあるかもしれません。その一方、ファストフード店で売り出している100円コーヒーは、あくまで集客だけのために売り出している戦略です。同じコーヒーでも需要と供給のパターンによって価格や価値が変わります。コーヒー豆の質や原価、収穫高などは様々な違いがありますが、通貨についてもコーヒーと同様に需要と供給で成り立ち、背景にある要因が影響して価格が変動しているのです。

欲しいと思われるものには価値が付加され、そこに変化が起きます。これは為替も同じことです。投資家たちが欲しいと思った通貨の価値は上がる、為替変動の裏側にはこのような背景が作用しています。

日本の景気が良くなっていくと、海外からは不動産投資や株式への期待が膨らんでいきます。そして、外貨で日本円を買い投資したい物件を購入することとなります。その際に経由する日本円は価値が上がり、人気が出るという流れとなります。これが円高です。通貨が上昇するのは大量に資金が流入することが影響し、逆に言えば通貨が下落するのは資金が流出するからです。

世界各国で日々変わる経済状況とは、ある一定時に発表される経済指標、例えばGDPや景況指数などの様々な数値データによって知ることができます。

また、輸出が増えると輸出先の国から支払われる外貨が増えます。そしてそれを両替する日本円が必要となるため通貨量が増え、日本円の価値が上がる流れになります。輸入量が増えると逆の現象が起きるため、毎月発表される貿易収支についても注視する必要があるでしょう。